ポルトガルの庭で巨大な恐竜の骨格が発見された!

アレックス・ビンリー BBCニュース
古生物学者は竜脚類の肋骨と一緒に座っています。
古生物学者は、骨格の大部分が無傷であることにショックを受けました。
ヨーロッパでこれまでに発見された最大の恐竜の化石が、ポルトガルの裏庭で発掘されています。
竜脚類の化石化した骨格は、2017 年に男性が家を建て始めたときにポンバルの中心都市で発見されました。
竜脚類はすべての恐竜の中で最大であり、これまで生きた中で最大の陸上動物でした。
彼らは長い首と尾を持ち、植物を食べ、4 本足で歩きました。

今月初め、ポルトガルとスペインの古生物学者は、巨大な爬虫類が高さ約12m(39フィート)、長さ25m(82フィート)であることを示唆するブラキオサウルス科の可能性のある竜脚類の背骨と肋骨の一部を発掘しました。
骨格はジュラ紀上部の堆積岩で発見されており、約 1 億 5000 万年前のものであることが示唆されています。
恐竜が死亡したと思われる位置で発見された骨格は、現在、国際的な研究チームによって研究されています。
骨格の位置が比較的無傷であるため、発掘に取り組んでいる古生物学者は、まだ発掘されていないものがもっとあることを期待しています。
リスボン大学理学部の博士研究員である Elisabete Malafaia 氏は Phys に次のように語った。
ブラキオサウルス (Brachiosaurus) は、約1億5,400万 – 約1億5,300万年前にローラシア大陸西部およびゴンドワナ大陸の一部に分布していた竜盤目ブラキオサウルス科に分類される属。

体長(全長)は約25m、体高(頭頂高)は約16mに及び、近年まで最も背の高い恐竜とされていた。
かつては「体重は80t(以上)と最も重い恐竜であり、その体重を支えるために池や湖など水の中で暮らした」と推測されたこともあったが、横隔膜を持っていなかったため水圧で肺が押し潰され、呼吸ができなくなるということが判明し、この説は否定された。
竜脚類等の大型恐竜には鳥類がそなえるのと同じように気嚢によって体を軽くする仕組みがあったと考えられ、現在では23t程度という説もあり、大きく見積もっても50t程と推定されている。