フリーランスの人気職業ベスト10位、イラストレーターを目指すためのヒント
イラストレーターとは?
フリーランスで人気のお仕事にイラストレーターはトップ10にランクされています。
イラストレーターとは、雑誌などの紙媒体やWeb、ソーシャルゲームなどで使われるイラストを描く人のことを指します。
イラストレーターの主な仕事内容は、クライアントの依頼に応じてイラストを制作し、提供することです。
制作するイラストは、ポスターや商品パッケージ、Webサイトや雑誌の挿絵など身近なものが主です。
さらに専門的な分野を担当するイラストレーターも少なくありません。
工業製品のマニュアルに掲載する図柄などを描く「テクニカルイラストレーター」や、医療関係に特化した「メディカルイラストレーター」などもいます。
このようにイラストレーターは携わる業界によって異なるジャンルのイラストを制作しています。
一般的には、制作会社やプロダクションに所属し、会社員イラストレーターとして仕事を始めるケースが多くみられます。
実績と経験を積んで、フリーランス(独立)の道を歩む方もいます。
イラストレーターは、テキストに添えたり、コンセプトを説明したりするための画像を作成します。
雑誌から児童書、漫画まで、さまざまなフォーマットに適したイラストスタイルがたくさんあります。
他のアートスタイルと同様に、イラストはテクノロジーとともに進化してきました。
手描きの伝統的なイラストのスタイルを拡張して、コンピューターはイラストレーターがデジタルアートを作成できるようになりました。
伝統的なイラストとデジタルイラストはどちらも表現力豊かで実用的であり、書かれた作品を飾り、明確にするのに役立ちます。
現代はイラストレーターとしてのキャリアをスタートさせる素晴らしい時期です。
印刷メディアが唯一のメディアだった時代はもう過ぎ去りました。
今日、電子書籍などの媒体は、出版社の総収入の17%以上を占めています。
これは、電子書籍の需要が高まっていることを示しているだけでなく、最終的には、作家や出版社がストーリーを生き生きとさせるために才能のあるイラストレーターを必要としていることを意味します。
イラストレーターと似た職業にグラフィックデザイナーがありますが、この二つは少し仕事の内容が異なります。
グラフィックデザイナーは、Illustratorというグラフィックソフトをメインで使用するため混同されやすい部分もありますが、本来、グラフィックデザイナーとイラストレーターはまったく異なる職種です。
グラフィックデザイナーの主な仕事は、雑誌や新聞の広告やカタログ、DMといったプロモーションツールなど、おもに平面のメディアにおいて、デザインで情報やメッセージを伝えるのが仕事です。
デザインの考案・レイアウト・編集・入稿データの制作までを担当し、中には企画からかかわる人もいます。
グラフィックデザイナーはIllustratorやPhotoshopなどのグラフィックソフトを、エキスパートレベルで使いこなすスキルと高いデザイン能力を必要とする職業です。
イラストレーターになる方法
イラストレーターになるには、特別な資格も必要なく、フリーランスとして活躍している人も多いので、「イラストレーターです」と名乗れば、誰でもなれるともいわれています。
しかし、現実はそう甘くなく、問題はそれを仕事にできるかどうかです。ようはその仕事で生活ができるかどうかです。
イラストレーターになる王道は、芸術系の大学・短大、または専門学校のイラストレーション科などで基本となる技術を身につけて、デザイン会社などに就職しキャリアを積んだのちに独立し、フリーランスとなるというルートです。
実力さえあれば、卒業後そのままフリーランスとなる道もあります。
ただし、成功をつかむためには、プロとして認められる画力と営業力、コミュニケーション能力などが求められます。
なお、イラストレーターに関連する資格もありますが、資格の有無を問われることは、あまりないといっていいでしょう。
画力と営業力が備わっていて、もしその資格を持っていれば幾らか有利化も>といった程度です。
ただその資格を取る過程で、イラストレーターとして仕事をやる上で無意識の知識や経験が生きているという事はあり得ます。
あとでその資格を紹介しましょう。
イラストレーターの学校について
イラストレーターになるためには、学歴は関係ないので、学校で学ぶのは技術を習得するためと、イラストレーターの世界を垣間見る・体験する、関係者とコネクションを作ることが重要な目的になります。
高校からの主な進学先は、美術系大学(もしくは大学の芸術学部)、美術系短大、美術系の専門学校になります。
大学や短大では美術を幅広く学ぶため、イラストレーター以外にも選択肢が広がりますが、専門学校では、コミックイラスト科などより専門的に学ぶため、即戦力として期待される反面、ほかにつぶしがきかない側面もあります。
大学・短大
美術系の大学や総合大学の芸術学部に進学した場合は、美術学科やデザイン学科、マンガ学科などが対象になります。
一般教養のほかに美術史やデザイン史、美術理論など幅広く学び、課題やゼミ、サークルなどで、イラストを描いて技術を磨くことになります。
短大もほぼ同様ですが、大学によっては、イラストレーション学科などもあって、技術の習得に力をいれているケースもあります。
専門学校
イラストレーターを目指せるデザイン系の専門学校が多くあります。
イラストレーターに必要な技術が学べるという点では共通していますが、学校ごとに方針やカリキュラムも異なります。
例えば、アニメ・マンガに特化した学校もあれば、ゲームやウェブ制作を看板にする学校、雑誌・広告向けの学校、フリーのイラストレーターに必要な技術を学べる学校などさまざまです。
学科も、イラストレーション科、コミック科、アニメーション科、ゲームクリエーター科、ビジュアルクリエーション科など、より細分化されたカリキュラムが用意されており、実習がメインとなっているのも特徴のひとつです。
また、専門学校では入学前の体験授業や適職相談会なども行われているので、学校の雰囲気が肌に合うか、学びたいコースがどうなっているか、就職状況はどうかなど、学校選びのために、積極的に参加するといいでしょう。
各種スクール
民間のスクールや通信講座などを利用してイラストの勉強をすることも可能です。
イラストレーション系のスクールには、数カ月~半年、あるいは1年など、時間をかけて開講されるものもあり、その内容も、マンガやアニメを対象としたものから、デッサンを学ぶもの、イラストの細かな技術を教えてもらえるものなど講座によって異なります。
また、通信講座の場合、通学する必要がなかったり、学ぶペースなどを自分で決められたりするところはメリットですが、継続的に勉強するにはより強い意思が必要とされます。
イラストを学ぶ学校
・東京デザイナー学院
・京都コンピュータ学院鴨川校
・東洋美術学校(イラストレーション科(夜間部1年制)
・専修学校/東京
・大垣女子短期大学(デザイン美術学科)
・総合学園ヒューマンアカデミー東京校(デザインカレッジ)
・日本工学院専門学校(マンガ・アニメーション科四年制)
・専門力と人間力を高める「教育設計図」で、確かな就職・デビューへと導く
・専修学校/東京
・愛知淑徳大学(創造表現学科)
その他数えきれないほど学び舎があります。講座や教室も沢山あります。
イラストレーターに求められる特性
絵が好きなことはもちろん、色彩感覚や造形感覚に優れていることがイラストレーターには重要なスキルになります。
さらに、デッサンなどの基本技術に加えて、独特な作風やセンス、時代感覚をもっていることも成功のポイントだといいます。
そのためには、日々努力して自分を磨き続ける忍耐強さも必要になるでしょう。
また、イラストレーターの仕事は、依頼主があって初めて成り立つもので、その要望を理解して表現できる能力も重要です。
仕事にもよりますが、アートディレクターや編集者などとの共同作業もよくあることなので、コミュニケーション能力も必要になってきます。
ちょっと好きでは足りない
「絵を描くことが好き」という人はまわりにたくさんいます。
しかし、イラストレーターを目指なら「絵を描くのが私の使命」というくらいの気持ちをもっていないと、成功はおぼつかないともいいます。
専門の学校へ入ればわかりますが、絵の上手な人だらけで驚きます。
そのなかで夢をかなえられる者は、ほんの一握りと云っても良いでしょう。
イラストレーターになると、朝も晩もひたすら絵のことを考え続け、毎日、絵を描くことになります。
「絵を描くことが趣味」や「絵を描くことが好き」くらいの気持ちでは、なかなか続けることが難しい仕事だといわれています。
クライアントからの要望を絵にする
依頼主から依頼される仕事ですから、先方の要望にこたえることが最も大切です。
好き勝手な絵をかける芸術家とは違うのです。
プロのイラストレーターを目指すのなら、自分の好きな絵だけを描いていればいいというわけにはいきません。
要望に応じたイラストを納期までに描きあげ、先方の求めに応じて、修正をすることもあります。
相手の要望に応えるイラストを描くことが最優先という理解が大切です。
どんなに絵がうまくても、相手の要望を絵に出きなければ仕事として成立しないことになります。
コミュニケーション能力
ひとつのビジュアル作品を作る場合、ゲームや広告に限らず、プロデューサーやアートディレクター、デザイナー、編集者などと一緒に仕事をすることになります。
そこで必要になるのが、人間関係を上手回し、協調性や謙虚さ、明るさ、話しやすさなどの資質がどうしても必要です。
お偉い芸術家の先生ではないのです。
イラストレーターは個人でできる仕事ですが、依頼主の要望を聞いたり、アイデア・企画の発表をするなど、コミュニケーション能力が欠かせません。
オリジナリティーが無ければ使えない
依頼主の要望に応えるため、さまざまなタッチで描き分けるイラストレーターもいますが、それは個性を殺すということではありません。
絵がうまく、技術的に優れていても、誰でも描けそうな、あまり印象に残らない絵では結局成功しないといわれます。
反面、「一度見たら忘れない」などといわれる個性的なイラストこそが使われます。
あなたしか描けないイラストこそが求められます。ですから日ごろからオリジナリティーを磨く努力と熱意が必要です。
観る力
イラストレーターに必要な能力というと「描く力」だと思われがちですが、プロによれば、「見る力」がそれ以上に大切だといいます。
目で見るのではなく心で観る力です。感じる力です。
彼の葛飾北斎は、四畳半で、あの広々とした雄大な富岳36景を書き上げたのです。
いろんな映像や作品をたくさん見て、それを自分の中で消化し新しいものを生み出すのです。
イラストレーターになるために、日々やるべきことは無限です。
デッサン
デッサンは、リアルな絵を描くときはもちろん、デフォルメされた個性的なイラストを描くときにも必要です。
例えば子ども向けのキャラクターやポスター、広告などのイラストは、わかりやすさが大切。
少ない線や色で表現することが多いですが、これを可能にするのが、くり返しデッサンした結果がものをいいます。
日本で有名なファッションイラストレーターであった長沢セツ氏は、彼の学校「セツモードセミナー」を主宰していましたがひたすらデッサンです。
「セツモードセミナー」からはあまたの有名イラストレーターや画家、デザイナーが巣立っていきましたが、師の死によって廃校となったのは残念です。
ともあれデッサン力がないと一歩も前に進まないです。特にそれがわかるのは似顔絵、動物や植物の絵です。
デッサンの練習は、毎日積んでおいたほうがいいでしょう。
デッサンの練習は、身の回りにあるものをスケッチするだけで十分だといいます。静物、ペット、人何でも書き続けましょう!
書き方は、漫画のように輪郭線だけを描くだけでもいいといいます。好きな漫画や絵を模写することも、デッサンの練習になるといいます。
本当はクロッキーといって線を出来るだけ切らず一本の線で書き上げるくらいが結構描力がつきます。
画像制作ソフト
昨今はコンピュータ社会です。画像ソフトを使ってイラストを描くのが主流になってます。
ですから、画像編集ソフトである、adobe(アドビ)社のIllustrator(R)やPhotoshop(R)などの知識と技能をもっておくことが求められます。
ほかにも多くのソフトがありますが、まずは定番のこの2つを、ある程度使いこなすことが、イラストレーターとして働く条件のようになっています。
ゲーム会社などを目指す場合
最近隆盛をほこる、ゲーム制作会社やサイト作成会社への就職を目指すのであれば、ウェブページ制作の独特な技術に精通する必要があります。
例えば、HTML(Hyper Text Markup Language)は、ウェブページを作成するために開発された言語で、現在、ネット上で公開されているウェブページのほとんどは、HTMLで作成されています。
また、CSS(Cascading Style Sheets)は、ウェブページのデザインを細かく指定することができる言語で、文字に背景色をつけたり、枠で飾ったりできます。
著作権法について
イラストには著作権があります。
最近は契約内容に著作権の放棄などを盛り込むケースがありますが、特にフリーランスであれば慎重な対応が求められます。
著作権を先方に譲れば、自分の作品として他で使用することができなくなるので、著作権に関しても勉強をしておく必要があります。
持っていれば役立つかもしれない試験と資格
イラストレーターとして働くのに、特別求められる資格はありません。
資格や試験などにかかわりなく、絵を描く能力やセンスがあれば、イラストレーターになることができます。
とはいえ、イラストレーターの仕事に関連した民間の資格・試験がいくつかあります。
スキルアップのために、資格取得を目指して勉強をしたり、技術を磨くことは、決して無駄にはなりません。
Illustrator(R)クリエイター能力認定試験
Illustrator(R)クリエイター能力認定試験は、イラストを描く上では欠かせないソフトウェアであるAdobe(アドビ)社の「Illustrator(イラストレーター)」の知識とスキルを認定する資格試験です。
ビジネスや情報処理などの幅広い資格試験を行なっているサーティファイソフトウェア活用能力認定委員会が開催しています。
Illustrator(R)クリエイター能力認定試験には「エキスパート」と「スタンダード」の2つの認定基準があります。
Photoshop(R)クリエイター能力認定試験
Photoshop(R)クリエイター能力認定試験は、写真の編集や加工、イラストやデザインに使用するソフトウェアであるAdobe社の「Photoshop(フォトショップ)」の知識とスキルを認定する資格試験です。
Illustrator(R)クリエイター能力認定試験と同じくサーティファイソフトウェア活用能力認定委員会が開催しています。
こちらも「エキスパート」と「スタンダード」の2つの認定基準があります。
アドビ認定アソシエイト(ACA)
アドビ認定アソシエイト(Adobe Certified Associate)は、Adobe社が公式に認定する国際認定資格であり、世界共通の資格です。日本では株式会社オデッセイコミュニケーションズが運営しています。
ACAはエントリーレベルの認定資格であり、Photoshop、Illustratorとそれぞれアプリケーションごとに独立して試験が行われ、科目ごとに認定されます。
合格者には世界共通の合格認定証が送られるほか、デジタル認定証も発行されるため、当日からすぐに使用することができます。
CGクリエーター検定
CGクリエイター検定は、公益財団法人 画像情報教育振興協会(CG-ARTS)が主催している検定の1つです。
2次元、3次元CGにおける表現の基礎からモデリングやアニメーション、ワークフローなど、CG制作に関する内容が出題されます。
「エキスパート」と「ベーシック」の2つがあり、エキスパートでは3次元CGの映像制作に関する知識、ベーシックでは2次元と3次元の静止画制作に関する知識を測ります。
ベーシックを受けずにエキスパートから試験を受けることも可能で、併願もできます。
色彩検定(R)
色彩検定(R)は、公益社団法人 色彩検定協会(A・F・T)が行う、文部科学省後援の公的資格です。
色彩検定(R)では、色に関する基礎知識、技術を測ります。
目指すレベルに合わせて「1級」「2級」「3級」「UC(ユニバーサルデザイン)級」があり、どの級からでも受験が可能です。
幅広いジャンルの職種から志願者がおり、活かせる職種も様々です。
色相環やトーンなど、配色のルールや色のセンスを身につけて、イラスト制作だけではなく日常生活にも活かすことのできる人気の高い資格です。
カラーコーディネーター検定試験(R)
カラーコーディネーター検定試験(R)は、東京商工会議所が行う検定試験です。
従来は1級、2級、3級という設定でしたが、2020年6月の試験よりリニューアルして「スタンダードクラス」と「アドバンスクラス」の2つのクラスとなります。
スタンダードクラスでは色の表現方法、基礎知識の理解を測り、アドバンスクラスでは色の基礎知識を様々な現場で発揮できる技能を測ります。
色の持つ性質や効果を活かす理論的な内容や分析法なども学べるため、制作における実務的な部分も身につきます。
イラストレーターになるための4つのステップ
イラストレーターとして成功することは、アート以上のものです。
美術学校を卒業したばかりの場合でも、単に新しいキャリアパスを探している場合でも、プロのイラストに飛躍することは、仕事だけでなくプレゼンテーションにも関係します。
挿絵、美術、社説イラスト、さらにはグリーティングカードを描くことでキャリアを積みたいと思っているかどうかにかかわらず、目標を理解し、それに向けて取り組むスタイルを磨くことは、集中力を高めるのに役立ちます。
多くの働くイラストレーターは、最も技術的に熟練した製図技師ではありませんが、彼らは確かで認識可能な視点を持っています。
イラストをキャリアとして追求したいのなら、最初に必要なのは一貫した一連の仕事です。
リアルなポートレートからシュールなデジタルペインティングまで、あらゆることを実行できる場合もありますが、そのような何でも屋のアプローチは、潜在的なクライアントに誤解を与え、本当にやりたいことからあなたを遠ざける可能性があります。
イラストレーターとしてのキャリアの前提条件は学位ではありませんが、その目標を達成するための簡単な道は存在しません。
皆さんが、オンラインで見つけたアドバイスの多くは、恐ろしいように思えるかもしれませんが、イラストレーターになるという目標を設定するために実行できる簡単な手順がいくつかあります。
ステップ1:基本を学ぶ
学位を取得せずに、独自にイラストレーターになるためのアドバイスを探しているなら必須の条件です。
最初の(そしておそらく明白な)ステップは、基本を学ぶことです。
そして現在、それはデジタルイラストレーションのスキルを習得することを意味します。
AdobeIllustratorの基本をマスターして素晴らしいイラストを作成してみましょう。
デジタルイラストレーションは現代では定番です。
ステップ2:ポートフォリオ(作品集)
実用的なイラストの基本技術が得られたら次は何をしますか?
次に他辿るべき道の鍵は、好きなものを描くことです。
仮に、出版社のイラストレーターになるためのアドバイスを探しているとしましょう。
最終的にこれらの仕事の1つに着手するまでには数年かかるかもしれませんが、実際には、多くの経験を必要としない低賃金のギグを見つけることはそれほど難しくありません。
これらの問題は、この種の仕事に夢中になりやすいということです。
そして、それに気づく前に、自前の良いイラストでいっぱいのポートフォリオを持つことです。
しかしそれらは長期的にやりたいことと正確には一致しません。
もちろん、始めたばかりのときに、理想的とは言えない有料のギグをいくつか行うのは悪いことではありません。
むしろ自然です。自分の作品がお金に変わるのですからやりがいも湧きます。
ただし、この段階では、ポートフォリオの構築に役立つものを描く時間を確保することも同様に重要です。
個性的なポートフォリオの構築が成れば、理想的なクライアントが登場したときに、それらを印象付ける準備が整っています。
ステップ3:他のイラストレーターとネットワークを作る
挿絵の素晴らしい例を見たいですか?
書店に行くと、さまざまな本の中に何千もの本当に素晴らしいアートワークがあります。
そして、それらに使われているイラストに、彼らの仕事にたくさんのインスピレーションを見つけることができます。
しかし、ネガティブな方法で自分自身をそれらのイラストレーターと比較し始めるのも同じくらい簡単です。
ネガティブになっても、なんのメリットもありません。
その罠に陥る代わりに、それらの作品の作者とつながる方法を見つけることに焦点を移しましょう。
イラストはビジネスであり、他の人に自分のサービスを常に宣伝しなければなりません。
Instagramのようなソーシャルメディアプラットフォームを活用して作品を共有したり、志を同じくするアーティストとつながるなど、ネットワーキングを開始する簡単な方法がいくつかあります。
さらに、同業のミートアップイベントに参加することを検討してもようでしょう。
このイベントでは、豊富な知識と潜在的なビジネス関係を得ることができるイラストレーターに会うことができます。
ステップ4:自身の成長を文書化する
イラストレーターとして進化するときは、成長したすべてのことを必ず記録しましょう。
どんな芸術家も、あなたの古い作品を振り返り、もう一度やり直すことができたら、何が変わるかを見ることが重要だとあなたに問うでしょう。
記憶は薄れますが記録は残ります。あとで必要になった時それを取り出せばよいのです。
編集のコツ、ブラシストローク、または初めて適用したイラストの概念などについての小さなメモでさえ、将来的には莫大な利益をもたらします。
まとめ
渋谷の街を歩いている人に小石を投げると、必ずイラストレーターやグラフィックデザイナーの卵にぶつかると言われた時代がありました。
多分今でもそうでしょう。
イラストレーターは若い人たちの憧れ、ですが憧れが現実になることはさほど多くはありません。少ないです。本当に極端に少ないです。
それでも技術を磨き続けていれば、運が良ければ、時々は思い出したように、単独の仕事が入るかもしれません。
イラスタレーターになるためには、日々技術を高め習得し個性を高めなければなりません。
その継続こそが大切です。それをポートフォリオを構築して世に問うのです。
そうすれば、誰かの目に止まり、幸運を拾うことが出来るかもしれません。
そして、何かをなし遂げたいならば、人とのつながりは最も大切です。
山の仙人のように、隠れた存在では、幾ら技術を高めたところで意味がありません。ですから、絵を学ぶ仲間や先輩たちと交流を深め如何にその道へ進めるのかアンテナを張るのです。自分を宣伝しましょう
そうしているうちに、良き縁に恵まれることもあるかもしれません。
行動するということは、何もしないで悶々とするより遥かに意味がある時なのです。