家庭教師・塾講師
今や、有名中学や、高校、大学へ入るには塾や家庭教師は欠かせません。
街の有名塾などは、その塾へ入るにも受験があるくらいです。
そもそも教育とは、国家100年の礎であり、貧富の違いがあっても、だれもが平等に高等教育を受けられる環境が理想的ですが、悲しいかな教育もお金が全てです。
お金をかけてでも、有名大学を出なければ良い職にもつけない、そんな考え方が一般的ですね。
そんな社会に生きる以上、如何にしてできるだけ良い学校に入るか!
それだけで、人生は決まってしまうわけではありませんが、教育を受ける時間には制限があり集中しています。学ぶときに学ばねばならないのですね。
よって今や、塾真っ盛りで塾へ通わない生徒はいないに等しい状況です。
塾は大小あわせてどこも繁盛していますし、有名塾に至っては試験によって入学を選別する始末です。
塾講師もまたしかり、優秀な講師は引く手あまた、年収1000万円を超える講師もめづらしくありません。
そんな塾の講師を経て、自分の塾を開設する方も多いです。
塾は一般的な教師の資格はいりませんが、結果がすべてであり、教え方が優れていれば、塾生の進路にすぐに反映するので、遣り甲斐がある仕事かもしれません。
塾の講師を目指す方への求人情報をご案内しています。
家庭教師・塾講師のお仕事
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塾から学校への歴史
いまでは、先進国においては、義務教育が徹底していますが、昔は寺子屋に見られるように
いけるものが行くという風に、さほど盛んではありませんでした。
武士は藩が運営する藩校というものが各藩んにあったようです。
藩学ともいい、江戸時代に諸藩が藩士の子弟の教育のために設けた藩の直轄学校のことです。
教育の内容は漢学,特に儒学を主としたが,幕末には国学,洋学,医学などを授けるものも増加し,また武芸をあわせ授けるものも多かったようです。
明治維新当時の 276藩のうち 215藩が藩校を開設していたことがわかっているので
武士の間では教育がなされていたということですね。
明治維新後,廃藩置県により廃止されて、その後,これを母体とし,あるいはその伝統を継承して中学校 (旧制) などが設立され,また地方の代表的な小学校となったものも多いです。
このように、一般人人にも教育というものが盛んに行われるようになったのはやはり明治維新以降でしょう。
欧米諸国の植民地政策に対抗するためには明治維新が必要であり、明治維新を確固たらしめるのは
富国強兵がもっとの需要であり、それは身分制度の改革と教育というものが不可欠であったということでしょうね。
江戸末期、熟が盛んになりましたが、おもに、下級武士や割合裕福な商家のものが多かったのですね。
その当時の塾で有名なものに、松下村塾(しょうかそんじゅく)があります。
松下村塾は、長州萩城下の松本村(現在の山口県萩市)に存在した私塾で、吉田松陰が指導していました。
江戸末期から明治初期に、この塾生の中から、日本を主導した人材を多く輩出したことで知られています。
松下村塾門下生一覧
松下村塾の主な門下生(順不同 | |
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久坂玄瑞 くさかげんずい |
松下村塾の双璧。松陰から「年少防長第一流の人物たり。因って亦、天下の英才たり」と高く評価された英才。長州藩における尊王攘夷派の中心人物として活躍した。坂本龍馬や中岡慎太郎、西郷隆盛など幕末の志士達に多大な影響を与えた。禁門の変で自刃(享年25)。 |
高杉晋作 たかすぎしんさく |
松下村塾の双璧。功山寺挙兵により長州藩の藩論を倒幕に統一。その後の第二次長州征伐(四境戦争)でも海軍総督を務め、江戸幕府のを倒壊を決定づけた。結核により明治維新を見ずに逝去(享年27)。 |
吉田稔麿 よしだとしまろ |
松下村塾の三秀(久坂、高杉、吉田)。松陰主宰初期の松下村塾門下生として、増野徳民、松浦松洞と共に「三無生」とも言われる。松陰から「陰頑にして皆人の駕馭を受けざる高等の人物なり」と高く評価された。奇兵隊に参加後、屠勇隊を創設するなど、松陰死後に有力な志士として活動したが、池田屋事件で討ち死(享年24)。 |
入江九一 いりえくいち |
松下村塾の四天王(久坂、高杉、吉田、入江)。久坂、高杉などの門下生の大半が反対する中、松陰が考えた老中・間部詮勝要撃計画に加わるなど、最後まで師に追従。高杉の奇兵隊創設にも協力した。禁門の変で自刃(享年28)。 |
伊藤博文 いとうひろぶみ |
高杉の功山寺挙兵に力士隊を率いて参加。明治維新後は兵庫県知事の後、初代内閣総理大臣となり、以後、第5代・第7代・第10代と4次にわたり内閣総理大臣として内閣を組閣。長きにわたり、国政の発展に貢献した。明治42年、満州にて安重根に暗殺された(享年69)。 |
山縣有朋 やまがたありとも |
奇兵隊軍監として活躍。明治維新後は、明治22年に第9代内閣総理大臣に就任。明治31年にも第2次山縣内閣を発足させた。山県の松下村塾在塾期間は極めて短かったが、松陰に多大な影響を受け、終生深く畏敬していた(享年85)。 |
前原一誠 まえばらいっせい |
長州藩における倒幕活動に尽力。戊辰戦争では参謀として活躍した。維新後は越後府判事や参議を勤める。明治9年、不平士族を集め「萩の乱」を起こし、処刑された(享年43)。 |
品川弥二郎 しながわやじろう |
松陰死後、尊王攘夷活動に奔走。山田顕義らとともに御楯隊を組織するなどした。戊辰戦争では奥羽鎮撫総督参謀、整武隊参謀として活躍。維新後は、第一次松方内閣で内務大臣をつとめた。民間にあっては、現在の獨協学園(獨協大学)や京華学園(京華中学・高校)を創立した(享年58)。 |
山田顕義 やまだあきよし |
禁門の変や、功山寺挙兵、戊辰戦争に参戦。明治7年「佐賀の乱」、明治10年「西南の役」では征討軍の将として戦った。明治新政府では、明治18年、初代司法大臣として入閣。以後四代の内閣で司法大臣を務めた。また、日本大学の前身である日本法律学校を創設し、次いで翌年、國學院(現在の國學院大学)を設立した(享年49)。 |
野村靖 のむらやすし |
入江九一の弟。兄とともに老中・間部詮勝要撃計画に加わるなど、最後まで師に追従した。維新後は神奈川県令、枢密顧問官、駐仏公使などを歴任。第2次伊藤内閣の内務大臣、第2松方内閣の逓信大臣にも就任している。現存する「留魂録」を、松陰の死から17年後、元牢名主であった沼崎吉五郎から受け取った人物(享年68)。 |
正木退蔵 まさきたいぞう |
現在の東京工業大学の初代校長や、ハワイ総領事を務めた。正木は明治4年、ロンドン大学で化学を学ぶため渡英し、帰国後、再度渡英しているが、このとき「宝島」で知られる世界の文豪R.H.スティーブンスンに、師である松陰の思い出を語って聞かせた。正木から聞いた松陰の生き方に心を動かされたスティーブンスンは、世界初の松陰の伝記「YOSHIDA-TORAJIRO(ヨシダ トラジロウ)」を著している。(享年51) |
松浦松洞 まつうらしょうどう |
松陰主宰初期の松下村塾門下生で「三無生」の一人。現存する江戸におくられる直前の吉田松陰の肖像を描き残した人物として知られる。公武合体論を唱える長井雅楽の暗殺を企てるが果たせず、京都で自害(享年26)。 |
増野徳民 ましのとくみん |
松陰主宰初期の松下村塾門下生で「三無生」の一人。文久2年に久坂玄瑞らによる長井雅楽暗殺計画に加わろうとして失敗。これ以後は、故郷で医業に専念した。慶応2年の四境戦争の際には芸州口へ軍医として赴いている(享年37)。 |
(木戸孝允) きどたかよし |
志士時代(桂小五郎)は長州藩尊王攘夷派の中心人物として活動。新政府では参与となり、「五箇条の御誓文」の起草に参画、版籍奉還の実現にも尽力した。西郷隆盛、大久保利通とともに、「維新の三傑」と呼ばれる。長州藩の藩校・明倫館で兵学教授であった松陰に学び、「事をなすの才あり」と評される。木戸孝允は、いわゆる私塾・松下村塾の門下生ではなかったが、その後も松陰に対し、門人の礼をとリ続けていた(享年44)。 |
他にも適塾などが有名です。
適塾(てきじゅく)は、蘭学者・医者として知られる緒方洪庵が江戸時代後期に大坂・船場に開いた蘭学の私塾です。
正式には適々斎塾(てきてきさいじゅく)といいます。
緒方洪庵の号である「適々斎」が名の由来となっています。
幕末から明治維新にかけて活躍した人材を多く輩出し、現在の大阪大学の前身とされている由緒ある塾です。
適塾(てきじゅく)歴代塾頭
適塾歴代塾頭 | |
代数 | 氏 名 |
初代 | 緒方洪庵 |
2代 | 奥山静寂 |
3代 | 久坂玄機(久坂玄瑞の兄) |
4代 | 大村益次郎 |
5代 | 飯田柔平 |
6代 | 伊藤慎蔵 |
7代 | 渡辺卯三郎 |
8代 | 栗原唯一 |
9代 | 松下元芳 |
10代 | 福澤諭吉 |
11代 | 長與專齋 |
12代 | 山口良哉 |
13代 | 柏原学而(孝章) |
適塾(てきじゅく)門下生一覧
適塾(てきじゅく)の主な門下生(順不同) | |
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福沢諭吉 | 幕末・明治の啓蒙思想家・教育者。豊前国中津藩士福沢百助の五男。緒方洪庵に蘭学を学び、さらに英語を修得する。渡米・渡欧して各国を視察、『西洋事情』を刊行し欧米文明の紹介に努める。また芝新銭座に慶應義塾を創設し活発な啓蒙活動を展開、『学問のすゝめ』は人間平等宣言と〈一身独立・一国独立〉の主張により、ベストセラーとなる。また「時事新報」を創刊し、政治・時事・社会問題や婦人問題などに幅広く論説を発表した。明治34年(1901)歿、68才。 |
大村益次郎 | 周防国の医者の子として生まれる。適塾では塾頭を務めるまでになった優秀な人物。幕府令による長州征伐時には、長州藩側の彼の指示のもと幕府軍に対してことごとく有利に戦いを進めることができた。戊辰戦争を経て明治新政府の幹部となり建軍をすすめたが、京都木屋町にて彼に反感を持っていた人物に襲われ、数日間の手当もむなしく、死去する。 |
橋本左内 | 越前国出身。適塾で医学を学んだ後に西郷隆盛などと交流し、幕政改革運動に参加。幕政を維持しつつ西欧とも交流を図るべきという主張を展開し、幕末期は危険人物視された。井伊直弼の安政の大獄で処刑される。 |
佐野常民 | 佐野 常民(さの つねたみ、1823年2月8日(文政5年12月28日) – 1902年(明治35年) 12月7日)は、日本の武士(佐賀藩士)、政治家。日本赤十字社の創始者。官職は枢密顧問官、農商務大臣、大蔵卿、元老院議長。栄典は正二位勲一等伯爵。 |
手塚良仙 | 1801-1877 幕末-明治時代の医師。 享和元年生まれ。手塚治虫の曾祖父。大坂の適塾でまなび,安政5年江戸お玉ケ池の種痘所設立に協力。文久3年歩兵屯所医師。明治10年陸軍軍医として西南戦争に従軍。赤痢にかかり同年10月10日死去。77歳。その生涯は手塚治虫によって「陽だまりの樹」にえがかれた。江戸出身。 |
大鳥圭介 | 播磨の赤穂の医者の子として生まれ、閑谷学校(岡山)、適塾(大阪)などで学び、のちに幕臣に取り立てられる。戊辰戦争では榎本武揚とともに戦うが、五稜郭の戦いであえなく降伏。投獄されはしたが見識を高く評価され、出獄後は明治新政府の官僚として工業の近代化に多大な功績を残す。日清戦争開戦直前の交渉を担当したことでも有名。 |
長与専斎 | 大村藩出身。藩校で学んだのちに適塾に入門し、後に福沢諭吉の後任塾頭となる。岩倉遣欧使節団の一員として渡欧したり、東京医学校(現在の東京大学医学部)の校長をしたり、東京に牛痘種継所を設立したり、日本で初めて衛生という言葉を広めたりと、日本の医学界に大きな功績を残した。 |
高松凌雲 | 1837*-1916 幕末-明治時代の医師,社会事業家。天保(てんぽう)7年12月25日生まれ。緒方洪庵,J.C.ヘボンらにまなぶ。慶応3年徳川昭武に随行して渡仏。戊辰(ぼしん)戦争では榎本武揚(えのもと-たけあき)の軍にくわわり,五稜郭(ごりょうかく)の戦いで敵味方の区別なく負傷者を治療する。のち浅草で開業のかたわら,同愛社を創立し社会事業につくした。大正5年10月12日死去。81歳。筑後(ちくご)(福岡県)出身。幼名は権平,のち荘三郎。 |
適塾出身の有名人としては、福沢諭吉がやはり第一に挙げられますよね。
教育にはお金がかかる
さて、塾や家庭教師ならずとも、通常の学校教育には公立、私立を問わずお金はかかります。また掛けた金額によって有名大学に入れるということも事実です。
昔は、貧乏でも優秀なので東大を出たという方もおれましたが、今ではほとんど聞かれません。東大生の家庭はおよそ金持ちが多いです。
下に塾や家庭教師の費用を除外したおよその教育費を掲げます。
参考にしてくださいね。
幼稚園にかかる学費
幼稚園でかかる費用は、私立が公立の約2倍です(自治体の私立幼稚園就園奨励費補助金などは考慮せず)
公立幼稚園 | 私立幼稚園 | |||
費用内容 | 年間平均 | 3年間総額 | 年間平均 | 3年間総額 |
授業料 | 643,57円 | 193,071円 | 209,277円 | 627,831円 |
その他 | 548,18円 | 164,454円 | 110,342円 | 331,026円 |
給食費 | 19,382円 | 58,146円 | 36,836円 | 110,508円 |
園外活動費 | 83,707円 | 251,121円 | 141,553円 | 424,659円 |
学習費合計 | 222,264円 | 666,792円 | 498,008円 | 1,494,024円 |
出典:文部科学省「子どもの学習費調査」(平成26年度)
小学校にかかる学費
下の表をご覧ください。文部科学省の調査によると、小学校6年間の教育費は公立は約183万円、私立は約853万円で4.6倍も違ってきます。また、その他にも学習塾や習い事にかかるお金も意外とかかってきます。早い時期からコツコツと準備をしましょう!
公立小学校 | 私立小学校 | |||
費用内容 | 年間平均 | 6年間総額 | 年間平均 | 6年間総額 |
授業料 | 0円 | 0円 | 469,173円 | 2,815,038円 |
その他学校教育費※1 | 59,228円 | 355,368円 | 416,466円 | 2,498,796円 |
学校給食費 | 43,176円 | 259,056円 | 46,089円 | 276,534円 |
学校外活動費 | 219,304円 | 1,315,824円 | 604,061円 | 3,624,366円 |
合計 | 321,708円 | 1,930,248円 | 1,535,789円 | 9,214,734円 |
出典:文部科学省「子どもの学習費調査」(平成26年度)
中学校にかかる学費
中学校3年間の教育費は公立は約135万円、私立は約388万円で約2.8倍の違いがあります。また、私立は公立に比べて授業料がかかるうえに、その他学校教育費※1も多くかかります
公立中学校 | 私立中学校 | |||
費用内容 | 年間平均 | 3年間総額 | 年間平均 | 3年間総額 |
授業料 | 0円 | 0円 | 435,917円 | 1,307,751円 |
その他学校教育費※1 | 128,964円 | 386,892円 | 586,480円 | 1,759,440円 |
学校給食費 | 38,422円 | 115,266円 | 4,154円 | 12,462円 |
学校外活動費 | 314,455円 | 943,365円 | 312,072円 | 936,216円 |
学習費合計 | 481,841円 | 1,445,523円 | 1,338,623円 | 4,015,869円 |
出典:文部科学省「子どもの学習費調査」(平成26年度)
高校にかかる学費
高校で必要な学費は、公立高校が約115万円、私立高校が約290万円で、私立高校が公立高校と比べて約2.5倍高いことが分かります。また、私立高校は入学時に購入する制服代・カバンや部活動にかかるお金も公立高校に比べて平均的に高い傾向があります。
公立高校 | 私立高校 | |||
費用内容 | 年間平均 | 3年間総額 | 年間平均 | 3年間総額 |
授業料 | 7,595円 | 22,785円 | 258,542円 | 775,626円 |
その他学校教育費※1 | 235,097円 | 705,291円 | 481,602円 | 1,444,806円 |
学校外活動費 | 167,287円 | 501,861円 | 255,151円 | 765,453円 |
合計 | 409,979円 | 1,229,937円 | 995,295円 | 2,985,885円 |
出典:文部科学省「子どもの学習費調査」(平成26年度)
大学にかかる学費
大学生活にかかる費用は、「国公立か、私立か?」、「どの学部に進学するか?」によって左右されます。
大学に納入する学費は、国公立では文系と理系でほとんどかわりません。同じ文系でも、私立と公立とでは約160万円の差が出てきます。また、私立の理系に進んだ場合には約800万円ものお金がかかってきます。データにはありませんが、医学部に進んだ場合は1000万円以上かかる場合もあります。
大学 | 国公立 | 私立文系 | 私立理系 |
入学費用 | 79.7万円 | 95.9万円 | 120.1万円 |
在学費 | 101.3万円 | 149.8万円 | 189.9万円 |
4年間在学費 | 405.2万円 | 599.2万円 | 759.6万円 |
大学合計(万円) | 484.9万円 | 695.1万円 | 879.7万円 |
出典:日本政策金融公庫「教育費負担の実態調査」(平成28年度)
入学試験にかかる費用
入学検定料・受験料も、学校によって差があります。一般的には国公立の方が私立よりも安くなっています。特に医歯薬系や理系の私立大学では受験料が高額です。私立学校を受験するときには、検定料のことも考慮して受験校を絞ると効率的ですね。
費用内容 | 費用 | |
中学 | 私立中学の受験(入学考査)料 1校あたり | 約1万8,000円 |
高校 | 公立高校(全日制課程)入試の受験(入学考査)料 | 2,200円 |
私立高校の受験(入学考査)料 1校あたり | 約1万6,000円 | |
大学 | センター試験検定料 | 1万2,000円~1万8,800円 |
国公立大学検定料(2次試験/前期) | 1万7,000円 | |
国公立大学検定料(2次試験/後期) | 1万7,000円 | |
私立大学の受験(入学考査)料 1校あたり | 約3万5,000円+願書代 |
出典:文部科学省調査結果より(平成28年度)
親元を離れて大学に通うための費用
親元を離れて大学に通う場合は、一人暮らしや下宿のための費用も必要です。また受験する大学が遠方の場合は、新幹線などの交通費や宿泊費が必要になります。大学の近くで一人暮らしをする場合、大学の場所によって家賃の相場が変わりますし、学生向けのアパート・マンションを選ぶのかによっても大きく変わってきます。女性の場合は、安全上の理由でオートロックのマンションを選んだり、治安が良い場所を選ぶことが多いため、男性よりも家賃が高くなるようです。
項目 | 自宅外 | 自宅 |
受験費用 | 242,200円 | 235,000円 |
敷金・礼金 | 197,800円 | 0円 |
家賃 | 62,000円 | 0円 |
生活用品準備費用 | 312,500円 | 0円 |
合計 | 814,500円 | 235,000円 |
出典:東京地区私立大学教職員組合連合データより(2016年度)
オール公立なら約1,000万円、オール私立なら約2,500万円
幼稚園から大学までの19年間にかかる教育費をまとめてみると、最もコストが低いのが、すべて公立学校に進学するケースです。ただし、それでも約1,000万円かかります。
最もコストが高いのは、すべて私立に進学するケース。理系の大学なら、約2,500万円かかります。教育費はどんな進路であってもまとまった額が必要です。また、進路によって大幅に変わってきますから、できるだけ早く準備を始めることが大切です。