IT エンジニア
今や当たり前となっているコンピューター時代は、いま私たちが目にするパーソナルコンピューターの普及とともにやってきました。
それまでのコンピューターと言えば、会社が主に使っているオフィスコンピューターと言われたものが主流だったと思います。
しかし、1980年初頭に、小さいコンピュータ(パソコン)が利用可能になり、一気に世界を席巻します。
それとともにソフトの分野も一大変革を起こします。
マイクロソフトの、ウインドウズは今や知らない方はいませんよね。
現在も、さまざまな分野でIT化が進むにつれてIT関連の仕事の需要もますます増えてきています。
IT関連の仕事といってもいくつもの職種がありますが、システムを設計する技術者であるITエンジニアも需要の多い職種のひとつとなっています。
ITエンジニアは、今やなくてはならない職種であり花形です。ということはそれだけに業者も多いです。その中から自分に合った体質や、働く環境、報酬など、より良いものを選択することはかなり大変です。
より良い仕事や環境、そしてできるだけ多くの報酬を得るには、選択肢が多ければ多いほど有利になります。
しかしいざ仕事についてみたら予想とは違ってたと思うこともあるでしょう。
そうなったらなったで、多くの選択肢を持っていたほうが差し替えが効くというもの。
とにかく、良い仕事につけるか否かは、行動力と決断力、それこそが幸運を引き寄せる源と言ってよいでしょう。
案ずるより産むが易し!まずは行動力と決断!ここから始めてみましょう。
IT業界の未来
2020年以降、今まで業界を引っ張ってきたITエンジニアが高齢化によって引退、結果人材不足が顕著化していきます。
と同時にAI化が進んでゆくと考えられます。
AI(人工知能)が人に置き換えられてゆくのですね。あと30年もすれば、あらゆる分野がそうなることでしょう。
そのためのシステムは、いずれAIが人に代わって作る、ということも満更絵空事ではなくなることでしょう。
ともあれ近未来においてははまだまだエンジニアたちの出番です。
経済産業省の調査によると、2020年でIT人材は37万人不足、2030年で79万人不足すると予想されており、2019年からは新卒者の人数よりも退職者の人数が上回ることが分かっています。
これは2019年以降、より顕著になっていくと考えられており、特に「ビッグデータ」「人工知能」「IoT」「ロボット」を扱うエンジニアは深刻な人材不足になるでしょう。
ですから、これからのITエンジニアは、高いスキルが求められそのようなエンジニアは引っ張りだこになるでしょう。
そして、AI技術の進歩によって、エンジニアの職種の中には失くなってしまうものもあると考えられています。
ですから、エンジニアとして将来活躍するためには、IT業界のトレンドを見極め、柔軟に対応しなければなりませんね。
IT業界の動向を常にチェックして、今後トレンドとなっていく分野のスキルを身につけなければ、時代に取り残されてしまう可能性があるのです。
AIの登場により、今後のIT業界は大きく変貌し発展することが確実視されています。
そこで活躍するためには、最先端のスキルを身につけたエンジニアになる必要があるということです。。
今後重要視されるエンジニアとは?
セキュリティエンジニア
IT業界の進歩によって、今後サイバー攻撃はより洗練されて,深刻になると予想されます。
ですから、サイバーセキュリティのプロフェッショナルであるセキュリティエンジニアの需要は今後高まるでしょう。
この分野は、企業はもちろんですが、国家的な危機管理システムにも最新鋭の技術が導入されてゆくでしょう。
サイバー攻撃が洗練されることで、対抗する技術もより高度化していくため、セキュリティエンジニアに求められる知識はかなり高いものになります。
セキュリティエンジニアを目指す上で必ずしも資格が必要というわけでありませんが、「シスコ技術者認定」や「CompTIA Secrity+」を取得しておくとより技術の高いエンジニアとして活躍することができるでしょう。
機械学習エンジニア
機械学習エンジニアという呼び名は、英語の「Machine Learning Engineer」の直訳です。
日本ではあまり聞きなれない職種ですが、海外の求人サイトにはITエンジニアの一種として「Machine Learning Engineer」はカテゴリー分けされており、すでに一般的なものとなっています。
機械学習エンジニアとは、AIをAIらしく振舞わせるために重要な機械学習アルゴリズムを開発できるエンジニアのことを指します。
AI開発に特化したシステムエンジニアのことを機械学習エンジニアと呼びます。
AI(人工知能)に関してはいろいろなことが言われています。
大学など様々な機関がAIを使った未来を趣味レーションしていますがその数20.000件にもおよび正解は出ていません。
つまり誰にもわからないのです。
ある予想では、ICTの高度化のともない、ビッグデータからコンピューター自身が自動的に学習し、最適解を導くAI(人工知能)が実現可能なレベルに到達するとされています。
そこに無数のセンサーや機器などから高速・低遅延でデータを集めるネットワーク技術を組み合わせていくことで、先を予測しながら判断を行い、自律的に動くロボットや自動走行車、ドローン(無人航空機)など、新たなM2M活用が可能になると期待されています。
こうした技術の動向を踏まえ、総務省では2030年以降の未来社会に向けて、次のような価値創造のイメージを示しています。
「介護、販売、生産など、あらゆる産業における人手不足を解消。
高齢者、障がい者、女性など多様な人々の社会参加を支援するAI技術を活用し、緊急時の対応や高齢者の健康を見守りつつ、人間と助け合って働く高度ロボットネットワークを実現します。
さらに、ロボット同士、自動化システム同士が自律的に対話し、知識を共有することで、社会経済システム全体の効率化と安全・安心を高めていきます。
が、まだAIは発展段階の入り口に立っているだけです。未来予測はAIを使っても難しく、明確な予想はできていないのが現状です。
クラウドエンジニア
クラウド技術は現在、AIと並んで注目を浴びている技術です。
大半の企業が重要なシステムを既にクラウドに移行させており、複数のプロバイダーを利用する企業が増えています。
クラウドエンジニアとは、クラウドに精通したエンジニアを指します。
クラウドを利用しながら、ネットワーク構築や保守等を行う案件に参画するため、サーバーやネットワークの設計構築の知識が求められるでしょう。
クラウドエンジニア向けの求人や案件は、クラウド化が加速する昨今において増えつつありますが、クラウドを専門とするエンジニアの数はまだ少ない傾向にあるため、市場価値が高いと言えます。
ITエンジニアとは
今やネット社会です。わたしたちは無意識のうちにパソコンやスマホに触り無意識のうちに生活に利用しています。
情報に始まり、娯楽、買い物、金融、あらゆるのもがネットと繋がっているのです。
これを外したら生活が成り立たないほどになっています。
さて、では、こうしたインターネット上の情報を生み出しているのは誰なんでしょうか?
それは数多くのITエンジニアと呼ばれる方々がいて、クライアントの要望を構築しているのですね。
そうなんです、ITエンジニアとは、Information Technology(情報技術)の技術者たちの総称を指す職業です。
エンジニアという言葉から理系の人材がする仕事だと思われる方が多いですが、ITエンジニアは文系でもなりやすい職業です。
趣味性も強く、未経験でも知識やスキルを身に付ければ希望職に就職できる分野でもあるので転職しやすい分野でもあります。
ITエンジニアとは具体的にどんな仕事があるの?
☆システムエンジニア(SE)
システムエンジニア(SE)と言うと、パソコンに向かってプログラミングをする人というイメージを持つ方が多いかもしれませんが、実は、システムエンジニア(SE)のメインの仕事はプログラミングではありません。
プログラミングはプログラマーが担当し、システムエンジニア(SE)は、SE(エスイー)とも呼ばれる、ソフトウェア開発における上流工程を担う職種で、仕事内容が大きく違います。
具体的には、どんなシステムを作るのかを考える「要求分析・要件定義」、「基本設計」、「詳細設計」といった業務がメインです。
その指示に従ってサイトの機能改善をするために、プログラムをコーディングするのがプログラマーということになります。
ここでいうシステムとは、携帯電話やデジタルテレビなど私たちの生活に身近なものから、工場の生産設備や医療機器といった企業内で使われる専門的なものまで、コンピュータで制御するさまざまな仕組み全般を指します。
開発したものが一般ユーザーに使われるものを「to C(一般ユーザー向け)」、企業内で使用される業務系システムを「to B(法人向け)」と区別することが多く、それぞれの開発に携わるシステムエンジニア(SE)には異なるスキルが求められ、仕事の進め方もそれぞれに特徴があります。
業務系システムを開発する場合、クライアントである企業に、どんな課題があり、どんなシステムを作りたいのかをヒアリングすることから始まります。クライアントの要求を聞いて、どんなシステムが必要なのか考え、実際に仕様書(コーディングをするプログラマーがシステムを作るための設計図)に落とし込むのがシステムエンジニア(SE)の仕事です。
☆プログラマー
「プログラマー」とは、コンピューターを動かす「プログラム言語」を用いて、さまざまなシステムやソフトウェアを作る仕事です。
プログラマーが作成するシステムやソフトウェアは、さまざまな場所で使われています。
例えば、物流システムや金融システムといったような企業が使用するもののほか、テレビやスマートフォン、電子レンジなど、身の回りのあらゆるところにプログラムが活用されています。
一般的には、システムエンジニアがシステムの仕様書を作成し、それに基づいてプログラマーがプログラミングを行います。
☆サーバーエンジニア
サーバーエンジニアとは、システムを利用するサーバーコンピュータの設計や構築、運用保守を行う職種です。
サーバー構築はサーバーを使用するための設計作業のことです。
サービスを利用するユーザー数に合わせて、CPU・メモリ等のスペックを調整したり、 電源の利用量やコストバランスは適当であるかなどを考えながら設計しなければなりません。
また、サーバーの運用保守ではサーバーに何かしらの障害が生じた場合に原因を見つけ出し復旧作業を行うといった、
サーバーを実際に運用し、定期的にログデータを観測し、その時の状況によって改良・管理をしていく作業です。 サーバーエンジニアはコンピュータシステムを陰ながら支える、なくてはならない重要な職種です。
☆ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニア (英語:network engineer、略称:NE)とは、コンピュータネットワークのシステムの構築(設計、初期設定、テスト)運用・保守、ネットワークプログラミングなどに従事するエンジニアです。
情報通信を媒介し、様々なサービスを提供するためのプラットフォーム(UNIXやLinux、Windowsなど)や、それらの環境で稼動するサービス(ファイアウォールやDNS、MTA、ルータ、スイッチなど)の特性を理解し、これらの連携を実現するためにネットワークケーブルや回線といった物理的な要素やプロトコルにも幅広く精通するなど、情報処理関連分野のうち、特にコンピュータネットワークの分野に重点があるのです。
システムインテグレーターの一員としてネットワークシステムの顧客提案や構築工事のスケジュール調整業務など、ゼネラリストとしての色合いが強い業務もネットワークエンジニアと称し、これが担当することがあります。
ITエンジニアになるための道筋
それでは、実際にITエンジニアになるためにはどうしたらいいでのしょうか?
ITエンジニアになるための学習方法は主に独学、オンライン学習、専門のスクールに通う、会社の研修で学ぶという4つになります。
では、この4つの方法はそれぞれ、どのようなメリットがあり、逆にどのようなデメリットがあるのでしょうか。比較してみたいと思います。
独学でITエンジニアになる場合
独学でITエンジニアのスキルを学ぶ場合、メリットとしては費用としては書籍代くらいしかかからないので、ほかの方法よりもコストを抑えることが挙げられます。
また、やりたいときにすぐできるので自分の好きなペースで学ぶことができることもメリットの一つです。
しかし、独学ではプロのインストラクターがそばにいないので、疑問や不明点が出てきたとき理解するのに時間がかかってしまうという問題があります。
特にプログラミングなどは参考書を見ても理解することが難しかったり、コードを実行してもタイピングミス等でエラーが頻繁に出てきたりするものです。その時、どこが間違っているのか、どのように直せばいいのかといった対処ができずに挫折してしまう人も少なくありません。
オンライン学習を利用する
オンラインでITエンジニアのスキルを学ぶ場合、メリットとしては全国どこにいてもパソコンとインターネットさえあれば学習できる点です。
専門スクールが近くになくITエンジニアについて学べる環境がない場合どこでも受けることができるオンラインでの学習は便利です。
しかし、オンライン学習の場合、独学と同じくプロのインストラクターが近くにいないことから、疑問や不明点の解決に時間がかかってしまいます。
また、一人で黙々とやる形になるので、どうしても勉強に対するモチベーションを維持することが難しくなります。なので、一時的にオンライン学習は理解ができなくなり、もしくはモチベーションが低下して途中で諦める割合が非常に多いと言われています。
専門スクールに通う
専門スクールに通ってITエンジニアのスキルを学ぶ場合、どこにいても受講ができるわけではありません。
しかし、スクールに行けばプロのインストラクターが近くで指導してくれるので、疑問や不明点が出てもすくに解決することができます。
また、スクールで会った仲間と切磋琢磨しながら学べるので、勉強へのモチベーション保つことができるのです。
ですので、専門スクールで学ぶ場合、挫折することなく学ぶことができます。
ほかにも専門スクールだからこそ持っている現場で必要なノウハウを教えてくれるので、転職などでも大いに役立ちます。
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