オミクロン株とデルタ株で「感染の津波」が発生 WHOが警告
参考:2021.12.30.12:00 BBCニュース
オミクロンの津波とブースターショットの問題点
デルタ株とオミクロン株の組み合わせが、新型コロナウイルス感染症COVID-19の「危険な感染の津波」を引き起こしている――。
世界保健機関(WHO)のトップが29日、危機感を表明した。
アメリカや欧州各国では連日、新型ウイルスの新規感染者が最多記録を更新している。
背景にはオミクロン変異株の急拡大がある。
しかし、WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイエスス事務局長は、29日の記者会見で、デルタ変異株もあわせた「双子の脅威」が、全体の感染者数を押し上げていると警告。
「これが、疲弊した医療従事者と崩壊間際の医療制度に、現在も今後も、ものすごい負担をかける」と述べた。
フランスで1日20万人超に
ロイター通信によると、現在は世界全体で連日、計約90万人の新型ウイルスの新規感染者が報告されている。
フランスは29日、新規感染者が20万8000人を超えた。
2日連続で、1日当たりの感染者の最多記録を上回った。
アメリカではこの1週間、1日平均26万5427人の感染が報告されている。
1日平均としては過去最多となっている(米ジョンズ・ホプキンス大学調べ)。
デンマーク、ポルトガル、イギリス、オーストラリアでも、感染者が過去最多を記録している。
ポーランドでは29日、新型ウイルス関連の死者が794人報告された。
同国で現在発生している感染の第4波で、最多となった。
死者の75%以上はワクチン未接種者だった。
「もう『波』ではない」
これまでの研究によると、短期間のうちに世界で主流になったオミクロン株は、デルタ株より症状が穏やかだとされる。
ただ、感染力はずっと強い。
各国の感染急増は、オミクロン株が原因とみられている。
フランスのオリヴィエ・ヴェラン保健相は、「オミクロンについては、もう『波』とは言わない」、「『津波』だ」と記者団に述べた。
アメリカの感染症対策トップのアンソニー・ファウチ博士は、同国におけるオミクロン株の感染拡大が、来年1月末にピークを迎えそうだと米CNNに語った。
人口規模とワクチン接種率に基づく推定だという。
米国のオミクロンの津波、日次記録が破られた
Covid News 2021年12月28日公開
米国の7日間の平均症例数は火曜日に267,000を超え、ワシントンDC、メリーランド、バージニアが特に大きな打撃を受けました。
CDCは、米国におけるオミクロンの有病率の推定値を下げました
米国でもオミクロンの津波
オミクロンの「津波」が成長するにつれて、米国の日常の記録は塗り替えられています。
ワシントンDC地域は、米国のオミクロンの震源地です。
CDCは、全国的なオミクロンの有病率の推定値を大幅に下げています。
隔離期間を短縮するとウイルスが拡散しますか?
オミクロンはデルタに対する防御に役立つかもしれない、と研究室の研究は示唆している。
多くの大学は、オミクロンの急増を鑑み、開始日を延期するか、オンライン指導に移行しています。
ケベック州では、テストで陽性となった医療従事者の一部が引き続き働き続けるようです。
これは医療スタッフの不足によってです。
ヒュー・ジャックマンが感染していると発表したため、「ミュージックマン」はショーをキャンセルしています。
オミクロンの「津波」が成長するにつれて、米国の日常の記録は破ら続けます。
アメリカ全土で、ドライバーはCovid-19の検査を長い列で待っていました。
デルタとオミクロンの2つの非常に伝染性の高い亜種が、休日の旅行や集会を混乱させています。
いまや、各病院は、医療スタッフを使い果たし、米国を別の長い冬に突入させているようです!
コロナウイルス感染症の毎日のデータは今までの米国の記録をは破続けています。
ニューヨークタイムズのデータベースによると、パンデミックの3年目が迫る中、米国の7日間の平均症例数は火曜日に267,000件を超えました。
マイルストーンは、感謝祭の後にオミクロンが出現したときに驚異的なスピードで加速したようです。
春の規制緩和から夏にかけてはわりと平穏でしたが、緩和政策が災いしたようです。
いまその反作用として、アメリカ人を鞭打ちしているようです。
アメリカ合衆国、コロナウイルスの症例
2021年12月
かなりの数の患者が、致命的なデルタ変異体に感染したままです。
火曜日に、CDCは、オミクロンの症例が米国全体の症例数の予想よりも大幅に低い割合であり、およそ59パーセントであると報告しました。
そして、12月18日までの週に、エージェンシーは推定値を73%から約23%に下方修正しました。
これは、先週までデルタが支配的であったことを意味します。
オミクロンは間違いなく優勢な亜種になりつつあり、それは朗報かもしれません。
南アフリカの科学者によって行われた新しい実験室研究は、亜種の感染から回復した人々がデルタからのその後の感染をかわすことができるかもしれないことを示しました。
ヨーロッパでも記録が破られていますが、これまでのところ、英国、フランス、スペイン、その他のいくつかの国の指導者たちは、ウイルスが風土病であり、その国々を受け入れる時が来たと主張する人々からの呼びかけの中で、厳しい新しい制限を課すことに抵抗しています。
ロックダウンから離れる必要があります。
コビッドの倦怠感に直面しているこれらの国々は、今のところ、高いワクチンとブースターの適用範囲に加えて、以前の制限がまだ実施されているので、コロナウイルスを管理しやすくするのに十分であると賭けています。
バイデン大統領が封鎖の時代は終わったと繰り返し言っており、検査を増やし、予防接種キャンペーンを倍増し、病院を支えると約束したので、米国も同様の道を歩んだ。
しかし、公衆衛生の専門家は、今後数週間にわたって感染症や入院が急増するのを防ぐには、対策が十分ではないと警告しています。
そして、製造業者が生産と流通を増やすために奮闘している間、検査の需要は爆発的に増加しました。
検査は、新年に米国最大の学区を開いたままにするというニューヨーク市の計画の中心です。
市は火曜日に、コロナウイルスにさらされた教室全体を隔離するという方針を廃止し、代わりに、検査が陰性で症状のない生徒が学校に留まることができるように、強化されたテストプログラムを使用することを発表しました。
オミクロンは中部大西洋岸諸国に特に大きな打撃を与えています。
ワシントン、メリーランド、バージニアはすべて、月曜日に毎日の症例数の記録を更新しました。
「DCは、米国の他の地域の多くで見られる可能性のあるもののマーカーです」と、メリーランド大学公衆衛生学部の健康政策の助教授であるNeil J.Sehgalは述べています。
「オミクロンの場合の津波は、来月に国の大部分を氾濫させる可能性があります。」
訂正: 2021年12月29日
この記事の以前のバージョンは、オミクロンが米国で支配的な変種になった週を誤解していました。
疾病管理予防センターによると、オミクロンは今週ではなく、先週デルタを上回りました。
ブースタショットの危険性は!?
上記のい記事通り、欧米では最早パンデミックと通り越し、津波と表現しています。
日本はまだ静かですが、欧米のようになる可能性は充分にあります。
わたしが今心配しているのは、ワクチン接種によるADEです。
ADE(抗体依存性免疫増強)とは、本来ウイルスなどから身体を守るべき抗体が、ウイルスの標的細胞への感染をさせやすくしてしまうことで、免疫システムが異常を起こし、ウイルスを増殖させたり病気の重症化を引き起こす現象のことです。
東京大学の村上名誉教授は、3回目のブースター接種の前にこの警告に耳を…と警告しています。
村上名誉教授は以下のような概念を述べられています。
普通は動物実験で問題が出た場合は、ヒトへの投与は中止する。(動物実験では6回のブースターショットで全頭が死亡した)
世界でも最高権威のソーク研究所が、動物実験で新型コロナの遺伝子型ワクチンそれ自体に毒性があるという研究結果を出しており、また、実験の現場では、何度も抗体を投与すると、動物は皆、死亡してしまうというのは常識である。
ブースターは危険であり、考え直すべきものだが、こういう常識がなぜか、踏まえられていない。
つまり自然免疫ではないワクチンによる獲得免疫では「集団免疫という幻想はすでに消えている」と云うジツに恐ろしい言葉です。
が、政府は3回目のブースターをすぐにも始める意向です。
さらに来年には11歳までワクチン接種をすると言っています。
若年層に心筋炎の副反応が世界中で報告されているにもかかわらずです。
心筋炎は完治しないそうですから、このままワクチン接種を続けていると、コロナよりワクチンが引き起こす副作用による被害のほうが大きくなるかもしれません。