イラン戦争で、ガソリン価格、物価にどの程度影響するでしょうか?
最大規模の石油備蓄放出、提案か IEAが中東情勢で、G7も協議
3/11(水) 7:57配信 共同通信
【ワシントン、パリ、東京共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)電子版は10日、石油の主要消費国でつくる国際エネルギー機関(IEA)が臨時会合を開き、過去最大規模の石油備蓄の放出を提案したと報じた。米国、イスラエルによるイラン攻撃で中東情勢が緊迫化し、供給懸念による原油価格高騰が続く事態に備える。
【地図】石油の国家備蓄基地 国内10カ所 加盟国は11日にIEAの提案を採決する見込み。1カ国でも反対すれば、放出が遅れる可能性があるという。カナダ首相府によると、石油備蓄の放出を巡る議論を主導してきた先進7カ国(G7)も11日にオンライン形式で首脳会議を開く。
IEAのビロル事務局長は10日、ホルムズ海峡の封鎖や石油の生産抑制で、市場には「重大かつ増大するリスクが生じている」と危機感を示した。
IEA加盟国は最近ではロシアによるウクライナ侵攻で原油価格が高騰した2022年に協調放出を実施。WSJによると、放出量は1億8200万バレルで、今回の提案はこれを上回るという。
油価高騰!
先月28日の米イスラル連合軍によるイラン攻撃によって、原油価格がバレル100ドルを突破し、一時120ドル近くまで急騰したが、最近は85ドルから90ドル付近をいったたり来たりしている。
今後も最悪の場合、140ドル超の可能性を指摘する声もあるが、米戦略備蓄放出やOPEC増産で120ドル前後が上限との見方が主流となっている。
今後の見通し
イラン戦争が3ヶ月超長期化すれば150ドル到達リスクが高まりますが、トランプ政権の「短期勝利」シナリオ(6-8週間)なら4月以降90ドル台に戻る予測。
ホルムズ混乱が10%未満なら120ドルピークで落ち着くだろう。
ガソリン価格への影響
日本では現在170円/L前後ですが、120ドルで200円/L超、140ドルで220円/L到達。補助金つけても実質180-190円と負担増が家計を直撃する。
油価が上がるとすべての物価に響く。
物価全体への波及
直接的影響: 輸送費高で食品・物流10-15%上昇(半年遅れ)。
間接的影響: 化学製品・プラスチック経由で製造業コスト20%増、消費者物価指数(CPI)2-4%押し上げ。
景気減速: 企業倒産加速、中小耐え切れずリセッション確率60%超。
影響比較
| 価格水準 | ガソリン/L | CPI影響 | 景気リスク |
|---|---|---|---|
| 100ドル | 180円 | +1-2% | 中(耐えられる) |
| 120ドル | 200円 | +2-3% | 高(家計圧迫) |
| 140ドル超 | 220円超 | +4%超 | 極高(不況直行) |























イラン戦争の行方と今後の世界経済はどのように予想されますか?
イラン戦争の混迷とトランプの誤算
トランプの大いなる誤算、収束しないイラン戦争
現在約5,000人規模の海兵隊がホルムズ湾に向かっているが、トランプはいったい何をするつもりだろう?