露宇戦争の行方は、ウクライナの東部をロシアに割譲、そして、ウクライナのNato加盟は永遠に凍結で決着するだろう。

露宇戦争の終結に向けて、米国とロシアの二か国が話し合いを続けている。
しかしながら、当事者の一方、宇のゼレンスキーは蚊帳の外の不思議な光景が続いている。
このことは露宇戦争は、露宇の単なる兄弟喧嘩などでなく、西側とロシアの代理戦争であることを物語る。
宇はグローバリストの草刈り場だ。やがては宇の利権のことごとくを吸い上げる。
アメリカのトランプは、就任前から、露宇戦争は一日で終結させると息巻いたが、さすがにそれなない。
和平交渉の蚊帳の外に置かれた英国は、不満を漏らし、派兵しても良いとまで言いだす始末。
蚊帳の外に置かれご馳走にあずかれないことを恐れて押いるのだ。他のEU諸国も腹は同じ。
ともあれ、この和平交渉、この先どうなるだろうか私なりに少し検証してみたいと思う。
2025年、露宇戦争の行方
和平交渉、主要国の立場
米国とロシア:
両国は停戦の実現に向けて新たな高官協議の枠組みの設置などで合意し、和平交渉を進めようとしている。
当然ロシアは、宇東部を併合、宇のNato参加は無期限停止が条件となる。
ウクライナ:
ゼレンスキー大統領は、ウクライナ抜きでの戦争終結は不可能だと主張しています。
「われわれの背後で何かを決めてほしくない」と述べ、米露の二国間協議に不快感を示している。
しかしながら彼には何お力もない、なぜなら米国が援助しなければこの戦争は成立にない。
米国は、今後支援はしないと言っているのだから,すねてもどうにもならない。
イギリス:
ウクライナへの強力な支援を継続している。
2025年度に25億ポンド(約4600億円)の軍事支援を行うことを発表し、さらに5億ポンド(約960億円)の追加支援も決定した。
だが、英国一か国だけでは焼け石に水だ。他の欧州はもう支援疲れを起こしている。英国の頑張りもここまでか?
和平交渉の今後の見通し
交渉の複雑化:
ウクライナの反発により、米露二国間での和平交渉の進展は困難になる可能性が高い。
ゼレンスキー大統領は、トルコやヨーロッパ諸国も交渉に参加すべきだと主張しており、多国間協議への移行が予想される。
軍事支援の継続:
イギリスを始めとする西側諸国は、ウクライナへの軍事支援を継続する姿勢を示している。
これにより、ロシアへの圧力は維持されますが、同時に戦争の長期化につながる可能性もある。
しかし肝心の米国は支援しないと言っている。やはりこの戦争の継続には無理がある。
緊張の高まり:
イギリスの積極的な軍事支援や派兵の可能性は、ロシアとの緊張をさらに高める可能性がある。
これにより、和平交渉の進展が妨げられる恐れがある。しかし少しだけ時間が掛かるだけのような気がする。
要は米国次第ということになる。
多国間協議への移行:
ウクライナの主張を考慮すると、今後は多国間での協議が必要になると予想される。
これにより、より包括的な和平案の策定が可能になる一方で、合意形成に時間がかかる可能性がある。
ウクライナと支援国の立場を考慮した包括的な和平案の策定が必要となるが、各国の利害関係が複雑に絡み合うため、短期的な解決は困難であり、交渉の長期化が予想される。
とは言っても、結局は米国の思惑通り進み、ロシアはウクライナ東部を手に入れ、ウクライナのNato加盟は永遠に凍結で決着するだろう。