もしトラが成れば、アメリカは「脱・脱炭素」に舵を切るか!?
次期アメリカ大統領がトランプなら「脱・脱炭素」に舵を切るか?
気候変動は宇宙の揺らぎ
太古の昔、人類が誕生する遥か昔、この地球は極地のどこにも氷がない温暖な時第があり、あるいは全球凍結し、あらゆる生物が死滅した時代もあった。
私たちがよく知る、恐竜が栄えた中生代(2億3千万年ほど前から1億6000万年前)は温暖な気候が続いていて、平均気温は現在より10℃程度も高く、北極や南極には氷がありませんでした。
その恐竜も白亜紀の末、今からおよそ6600万年前にほとんどが絶滅してしまい、鳥類のグループだけが現在まで生き残りました。
恐竜が絶滅したのは、巨大隕石の衝突により、地球がチリに覆われ、寒冷化したためと言われています。これは純然たる事実です。
そして恐竜繁栄の時代の二酸化炭素濃度(pCO2)は、1000ppm~2000ppmと非常に高かったと言われています。その理由は火山活動が活発であったためともいわれています。
ちなみに現在の二酸化炭素濃度は417.9ppmです。そこまで減ってきた理由は、何といっても植物の繁茂でしょう。植物は光合成をして体に炭素を蓄え酸素を作り出しています。
現在の二酸化炭素濃度はは0.034%
現在「脱炭素」と邪魔者にされている二酸化炭素ですが、現在では減りに減り、大気中に僅か0.034%しかありません。
あと3000万年もすれば、地球は、この大切な二酸化炭素を全て使い果たし、終には生物が住めない環境になるとも言われています。
しかし人類とは哀しいものです。脱炭素をしなければ、2100年後の日本は熱帯になると驚かします。
こんな不確かなことを平気で言えるのは、人はだれも100以上はなかなか生きられないからではないでしょうか?
「我亡きあとに洪水よ来たれ」の不甲斐ない心境でしょうか?
私が思うに、気候変動を叫ぶことの真相は、化学でもなんでもなく一種のカルトではないでしょうか?
「脱炭素」をお題目に祭り上げた教祖が存在します。世界中がこの教祖にそそのかされ動いています。
この教祖には絶大な力があります。巨額の金をもって政治や武力までも動かし世界を牛耳る。
銀行は脱炭素を遂行しない企業には絶対に金を貸しませんん。政治家もメディアもその意向に沿って動きます。
これに異を唱えれば社会から締め出される。世界が目には見えない陰謀めいた力に支配されているのは疑いようがない事実です。
気候変動そして脱炭素の背景
気候変動と言うとかならず出て切るのがIPCCです。IPCCは純科学者の集団ではけしてありません。
IPCCとは、「Intergovernmental Panel on Climate Change」の略で、日本語では「気候変動に関する政府間パネル」と呼ばれます。
1988年に世界気象機関(WMO)と国連環境計画(UNEP)によって設立された政府間組織で、2022年3月時点における参加国と地域は195となっています。
IPCCが果たしている役割は、各国政府の気候変動に関する政策に対し、科学的な基礎をあたえることとなっていて、私たちはまともな集団と勘違いしているだけです。
イギリスのサッチャーがIPCCを使い、北海油田の枯渇を危惧して原発推進のために、その為に有利になるデーターを造らせたのは有名な話です。
少し前IPCCが示した、二酸化炭素が急激に増えた、いわゆるホッケースティックグラフが、手を加えたデーターに基づいて作成されたことは、サッチャー時代と少しも変わりがありません。
このことは今でも、ホッケースティック論争として、語り継がれています。
※ホッケースティック論争とは=人為的な地球温暖化の証拠のひとつとして採用された古気候学に基づき見積もられた気温データに対して、過去の気候変動を過小評価するためにデータが改竄されていたのではないかという疑惑をめぐり引き起こされた論争のこと。
IPCCは初期から、おそらくは、カルト温暖化教(実態は国際金融資本)の言いなりでしょう。
ダボス会議にしろコップ○○にしろ全てが彼らの意向に沿って運営されています。
気候変動は確かに存在しています。地球は太古の昔から気候が変わっている事実があるように、変動しない方がおかしいのです。
気候が温暖期と氷河期のサイクルを描いているのは、ごくごく自然な宇宙の営みなのです。
しかしどうでしょう?私たちは、少し雨が多く降ると気候変動のせいだ、自分たちが出す二酸化炭素のせいだとお騒ぎです。
とにかく気候変動は私たちが排出する二酸化炭素が原因だから脱炭素を進めましょう!と、こう来るわけです。
脱炭素と言うと金が動く、現代はそういう時代です。
再エネは脱炭素になっていない
太陽光発電、風力発電など再生エネルギー開発とEVが推奨されているのは周知の事実です。
しかしいくら再エネやEVが増えても、二酸化炭素が一向に削減されないのはどうしてでしょうか?
それは再エネのパネルや機器、EVの製造に夥しい化石燃料が使われてしまっているからです。
ちなみに太陽光発電の電気で、太陽光の装置は造れないそうです。
どうしてかと言うと、太陽光発電の生涯発電量は製造から廃棄までの必要エネルギーの30%しか発電できないからです。
つまりソーラーを増やせば増やすほどエネルギー消費が高まる。つまり二酸化炭素は増えると言う計算がなりたち、脱炭素に繋がらないということです。
こんなことは科学者でなくともAIですぐにでも計算ができることです。だから脱炭素は無駄なことと知っていて推進しているのですね。
脱炭素は金になる
脱炭素は金になるからそう仕向けているだけです。国民をだましているのです。
小池都知事のようなノウタリンは、少し献金でもされればホイホイ相手の手に乗り、新築物件のはソーラパネル設置を義務付けるなどと大見えを切ります。
しかしこの秋、トランプがもし大統領に返り咲けば、おそらくは「脱・脱炭素」に向かうハズです。
アメリカから梯子を外された日本はその時、どう反応すればよいのでしょうか?