今こそコロナ感染症を、感染症第2類相当から第5類相当へ引き下げよ!

インフルエンザと変わらないように見える
一つのパンデミックが終息すると、2か月ほどして次のパンデミックが訪れる。
これは今までのコロナ感染症のパンデミックパターンだ。
で、いま、(2021.12.24時点)欧米で猛威なのがオミクロン株である。
対する処置は、ワクチンのブースターショットが3回4回と相変わらずの行動パターン。
しかしこのワクチンが最初に世界に躍り出たころ、政府や医師会はなんと云っっていたか?
人口の60%70%が接種を完了すると、集団免疫を得て収束する。
これだったはずである。
ところが70%を超えたにもかかわらず、パンデミックは収まらない。
それどころか、感染爆発を繰り返すたびにピークはそれこそ右肩上がりで、どこの国も過去最高が続いている。
わたしが素人考えにおもうに、薬(ワクチン含む)を使えば使うほど、病原菌は変異し耐性してゆく。
ウイルスだって生き延びなくてはならないから、この三次元的宇宙の中では自然な成り行きと云える。
だから常に病原菌のほうが先行して流行するのである。
それを予想して使って来たのが、これまでのインフルエンザワクチンであるが、そのインフルエンザだって、ときとして予想に反した種が流行り効果が得られないことがある。
ましてこちらのワクチン効果だって、どれほどのモノかは確実な検証がなされていない。
だって、インフルが流行った年には日本に於いてさえ、感染者は軽く1,000万人を超え、約10,000人が死亡しているのである。
当然ワクチンは使っている。
このことを前提に、こんどのコロナパンデミックに置き換え考えてみると、なんでこんなに大騒ぎするのかよくわからない。
パンデミックになると患者収容のベッドが不足し、医療崩壊する。と云うのが、政府や医師会の言い分だが、そりゃそうだ。
第2類の指定感染症だから、指定された病院でなくては受け入れない。
わたしはここのところが不思議なのである。
コロナの状態は、どこを見てもインフルエンザとそう変わらない。
たしかに武漢肺炎の時は、誰もが背すじを凍りつかせたであろう。
医師が斃れ、治療法はない、 防護服で身を包んだ医療従事者たちが廊下に横たわる患者を除けながら走り回っていた。
都市封鎖された武漢市内の様子が漏れ伝わり、火葬場は24時間稼働でも間にあわず修羅場と化していた。
世界はあの時の惨事が脳裏に沁みついているのだ。
日本にしても、志村けん氏の死亡が輪をかけた。
テレビは日々、有名人が無くなるとことさら大騒ぎして発表して恐怖を煽る。
わたしには「感染したらあのようになるぞ!」との誰かの目論見がこれを利用しているように見える。
しかし調べてみると、志村氏の死亡原因はインフルとそう変わらない。
もともと基礎疾患があり、さらに感染前に、階段から転げ落ちて意識を失うほど体調が悪かった。
日々の深酒と不摂生の当然の結果である。
ただの風邪でも肺炎をひき起こした可能性大である。
さて、いま欧米では感染拡大が最高潮である。
この姿は明日の日本の姿だ。
当然待ってました!とばかりに、政府や医師会はワクチン接種を叫ぶだろう。
ワクチンは流行る前に完了するのが普通だが、今度のオミクロンにどれほど有効か?
わたし思うに、これは効かないワクチンだ。
ワクチンは流行る株を想定して開発するものだから、今までもワクチンは新しい株には効かない。
慌てて作っても、出来上がったころには新株が流行る。だんぜんウイルス側が有利なのである。
人体実験
そして今度は新薬を使うという事になるだろう。
これがまた曲者だ。薬は副作用が伴う。新薬は出来立てほやほや治験が恐ろしく足りていない代物だろう。
動物実験のときは以上なかったと彼らは言う。新薬が人間にどう反応するかは使ってみないと分からない。
恐ろしいことだが、これから壮大な人体実験が始まる。
オミクロン株に関しては以下の通り、今までのデルタと比べて非常に軽いという見立てが出ている。
これなら、コロナ感染症を早く、第5類に引き下げ、どこの病院でも治療ができる体制をとってもらいたい。
ようは、政府の決断次第なのである。
オミクロン株、入院リスクは50~70%低い=英保健当局
BBCニュース 2021.12.24.10.00
ジェイムズ・ギャラガー、健康・科学担当編集委員
Man receiving vaccination at centre in Belfast
新型コロナウイルスの変異株「オミクロン」に感染した人が入院するリスクは、他の変異株に比べて50~70%低いとする大規模調査の結果を、イギリス保健安全庁(UKHSA)が23日に発表した。
UKHSAは、この初期の発見は「勇気を与えるもの」だとした。一方で、それでも多くの人が入院することもあるだろうと指摘した。
この調査結果ではまた、ワンクチンのブースター(追加)接種の10週間後から、オミクロン株の感染を防ぐ効果が薄れていくことも判明した。
ただし、重症化を防ぐ効果はもっと長く続くとみられる。
今回の調査は、南アフリカ、デンマーク、英イングランド、スコットランドの調査に続くもの。
それらの調査もすべて、オミクロン株は重症化リスクが比較的低いことを示している。
この調査は、11月以降にイギリスで確認されたすべてのオミクロン株とデルタ株の感染例を分析したもので、オミクロン株で入院した132例や、感染発覚から28日に以内に亡くなった14例も含まれている。
分析の結果、オミクロン株の感染者について以下のことが明らかになった。
- 救急治療を受ける確率は31~45%低い
- 治療のために入院する確率は50~70%低い
しかし、オミクロン株は感染力が高いため、症状は軽くてもなお、病院に負荷を加えることになると指摘している。
症状が軽いという利点が、オミクロン株の感染者が増えすぎることで相殺されてしまうという問題も残っている。
イギリスでは23日、新たに11万9789人が新型ウイルスに感染し、1日当たりの最多記録を更新した。
陽性判明から28日以内の死者は147人だった。
また、現在オミクロン株に感染して入院している人の大半は40歳以下で、この変異株が高齢者の間に広がった際にどうなるかはまだ不透明だという。
肺よりも気道から感染
オミクロン株は、その変異の形と人間の免疫の関係から、症状が軽くなっていると考えられている。
一方で、すでに感染歴のある人や、ワクチン接種を終えている人など、免疫系がすぐに働く状態にあっても感染する。
また、ラボでの研究で、感染の仕方の変化も明らかになった。
オミクロン株は肺の組織よりも気道から感染しやすく、そのために他の人にうつりやすい。
その半面、肺の繊細な組織からは遠いため、症状が軽いという。
これらの研究に携わった英ケンブリッジ大学のラヴィ・グプタ教授はBBCの取材で、「重症化リスクが低いという臨床結果と、オミクロン株の傾向が変わっているというラボのデータは一致する」と話した。
「ワクチン接種はなお、重症化や今後の別の変異株の脅威から守ってくれる重要な要素だ」
追加接種の効果は徐々に減退
研究ではさらに、追加接種の効果が弱まっていくことも示された。
オミクロン株に対しては、2回の接種だけでは十分な感染予防効果が得られないため、ワクチンの追加接種が求められている。
しかし調査結果によると、追加接種による感染防止効果は、10週間後には15~25%減退することが分かった。
それでも追加接種を受けないよりは効果が高く、重症化や死亡リスクに対してはさらに効果が高まる可能性があるという。
イギリスでは4回目の接種についての議論はまだ行われていない。ワクチンのアップデートを待つかどうかを今後、議論する。
イギリスの1日当たりの新型コロナウイルス新規感染者数。
実線は7日間平均(出典:Gov.ukダッシュボード、12月23日時点)
入院患者は増加傾向
イギリスのサジド・ジャヴィド保健相は、初期のデータは「期待ができる」と述べ、政府は「毎時間ごとに」データをモニタリングしていると語った。
一方で、「オミクロン株の感染者はとてつもないスピードで増え続けており、すでに1日当たりの最多記録を更新している。
入院患者も増えているが、国民保健サービス(NHS)を飽和させるわけにはいかない」と警告した。
政府はイングランドではクリスマス前に新しい行動制限を導入しないとしているが、感染者が増え続ければその可能性もあるとしている。